ダーマペンはさまざまなメリットがあり、かつ手軽に受けられる施術です。しかし内出血のリスクもあり、気になってしまうという人も多いでしょう。
本記事では、ダーマペンに伴う内出血について、原因やリスク軽減の方法などを解説します。ダーマペンの内出血が不安な人だけでなく、すでに何度か施術を受けている人も、参考にして内出血を最小限にしてください。
ダーマペンとは
ダーマペンとは、はんこ注射のように極細の針を刺して行う施術です。針は髪よりも細く、刺す深さもせいぜい数mm程度であり、痛みは強くありません。機械がペン型であるため、ダーマ(皮膚)ペンと呼ばれます。
薬液を注入するなど、水光注射のように使用することもできます。しかし、ただ刺すだけでも効果はあります。
ダーマペンのメリット
眉下切開のダウンタイムは決して短くいものではありませんが、適切な対処をすることで最小限に抑えることが可能です。
ダーマペンの主なメリットは以下のとおりです。
- 肌質改善
- 毛穴の開き改善
- ニキビ・ニキビ跡解消
- シミ・そばかす・くすみ
- 小じわ
- 乾燥肌
なお、シミの解消などは、何度か施術を受けないと効果が発現しないことがあります。ダーマペンは体へのダメージが軽いことが魅力ですが、反面一回の施術で何もかもが劇的に解消されるというわけではありません。
ダウンタイムの症状について
ダーマペンは、打つことで以下の3つの症状が起こります。
- 針の刺し傷
- 赤み
- 内出血
針が極細とはいえ、ダーマペンが注射であることには変わりがありません。そのため、通常の注射で起こりうることはダーマペン施術でも起こりうる、と言えます。
ダウンタイムの経過
ダーマペンの針の刺し傷と赤みは、施術当日の間に消えてしまいます。
言い換えるとダーマペンのダウンタイムに、経過というほどの経過はありません。そもそもダウンタイムが短いのがダーマペンの魅力のひとつであり、肌を刺激しないように多少注意は必要であるものの、日常生活には支障が無いことがほとんどです。
ダーマペンは内出血が起こることも
前述しましたが、ダーマペンは内出血が起こることもあります。ただし必ず全員に出るというわけではなく、体の調子などで出たり出なかったりします。そのため、一回目の施術では出なかったのに、二回目では出たなどということも少なくありません。
内出血の原因
内出血の原因は、皮膚の内側で血管が損傷することによる出血です。ダーマペンは数mm程度の深さしか刺さりませんが、それでも毛細血管を傷つけてしまうことはあります。
部位や施術時のコンディションによっても血管の傷つきやすさは異なるため、100%内出血を避ける手段はありません。また、内出血が起こったからと言って、施術時のミスということもありません。
内出血が治るまでの期間
内出血が治るまでの期間は、目安として1~2週間です。程度によって多少前後しますが、長くとも一般的には1ヶ月経つ頃にはきれいに治っています。
ただし、気になるからと言って刺激を加えていると、治るまでの期間が長引く可能性があります。顔は特に見える部位であるため、気になってしまうのは自然なことですが、触れないでそっとしておきましょう。
また、数ヶ月単位で内出血が治らない場合は、何か疾患を抱えている可能性があります。一度病院を受診してください。
内出血のリスクを減らすためには?
内出血を完全に防ぐことはできませんが、リスクを低減する方法はあります。できる限り内出血を避けたい、出たとしても軽度で済ませたいという人は、参考にして内出血を抑えてください。
刺激しない
施術部位は刺激しないようにしましょう。内出血が起こった後だけでなく、起こっていないように見えても要注意です。
ダーマペンは皮膚を刺す施術です。そのため、一時的とはいえ肌がダメージを受けています。そのため触るなどして刺激してしまうと、それをきっかけとして内出血が起こってしまう場合もあるのです。
体温を上げない
体温を上げ過ぎないことも、内出血を抑えるには重要です。体温を上げると血行が良くなり、血管が傷つきやすくなったり、出血が多くなったりします。具体的には、以下のようなことに注意しましょう。
- サウナ・温泉
- 激しい運動
- 飲酒
体を冷やすのも良いことではないため、体温を下げる必要はありません。しかし、平熱以上に体温が上がるような行為は避けることを覚えておいてください。
腕の確かなクリニックで施術する
できるだけ、実績豊富なクリニックで施術を行うことも大切なポイントです。
針を刺すスタッフの腕が未熟な場合、必要以上に深く刺したり、余計な所を刺すなどして、内出血のリスクが高まります。
ダーマペンは確かに低リスクの施術ですが、針を真っすぐ正確に刺すためには技術が必要です。実績が豊富なクリニックで施術を受けましょう。同様の理由で、セルフでダーマペンを行う場合も内出血のリスクが高まります。
施術後の注意
施術後に内出血が出てしまった場合は、悪化させないことを考えなければなりません。具体的には、以下のような点に注意が必要です。
- 触らない
- 体を冷やさない
- あまりにも長引く場合は病院へ
上記の内容はダーマペンの施術に限らず、他の施術や日常においても、内出血の治りの促進に有効です。
内出血は治るまでにどうしても時間が必要な者であり、1日や2日で劇的に消えることはありませんが、治りを早めることはできます。
触らない
内出血の部位を触ってはいけません。内出血は起こったとしても、体の外から治癒のためのアクションを起こすことができないのです。普通の傷のように、絆創膏や消毒などでは対応できません。放っておくのが一番早い治療法です。
目に留まるとつい気になり、手で触れてしまう人は多いです。しかし内出血の治りという意味では逆効果になってしまうため、気になったとしても触れるのは止めましょう。
体を冷やさない
内出血は、起こってしまった後体を冷やすと、治りが遅くなります。
内出血の前であれば、患部を冷やすことで出血量を抑えることもできます。しかし起こった後は、体を冷やさないようにしていた方が、代謝が悪くならず自然な治癒力がきちんと働きます。
過度に体温を上げる必要はありませんが、冷房が効いた場所に居続けたり、冷たいものばかり飲食する等の行為は控えめにした方が良いでしょう。
あまりにも長引く場合は病院へ
内出血があまりにも長引く場合は、病院へ行って医師の診断を仰いでください。
一般的に、内出血は1~2週間程度で回復します。人によっては多少前後しますが、それほど大きくはずれ込みません。
しかし、まれに数ヶ月、年単位で内出血が治らない人がいます。そのような場合は、ダーマペンに関係なく別の疾患を持っており、自覚していないケースが多いです。必ず病院に行きましょう。
実績あるクリニックで内出血を防ごう
前述しましたが、内出血のリスクを低減するには実績豊富なクリニックで施術を受けましょう。もしも良いクリニックが見つからない場合は、ぜひ当クリニックで施術をお受けください。
完全に防ぐという保証は出来かねますが、最小限のリスクで理想の仕上がりを実現します。
まとめ
ダーマペンの内出血を完全に防ぐ方法はありませんが、リスクを低減したり、少しでも早く治るようにすることはできます。内出血ができたからと焦らないで、触らずに治りを待ちましょう。
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