ケミカルピーリングしすぎるとどうなる?やり過ぎ回避の方法も併せて解説
「ピーリングし過ぎるとどうなるの?」という疑問を抱く人は、少なくありません。やり過ぎは良くない気がする、とイメージでは考えていても、具体的に何が起こるのかまでは知らなくても当然でしょう。
しかし、ピーリングは昨今セルフでもできるようになっているため、以前にもまして正しい知識が必要です。本記事では、ピーリングしすぎるとどうなるかについて解説します。参考にして、適切なピーリングを行えるようにしてください。
ケミカルピーリングとは?
ケミカルピーリングとは、薬品を塗布して肌のターンオーバーを促し、コラーゲンを生成させて美しい肌にする美容施術です。ピーリング=ケミカルピーリングというわけではなく、レーザーなどによって行われるピーリングもあります。
クリニックによって、施術メニューにややバラつきがあるのも特徴です。ピーリング、としか表記していないクリニックもあるため、どのようなピーリング法なのかは事前に確かめておきましょう。
当クリニックでは、ダーマペンと併せたヴェルヴェットスキンという施術メニューを提供しています。
ケミカルピーリングの効果
ケミカルピーリングの効果は、以下のとおりです。
当クリニックでは、顔を中心として施術を行いますが、クリニックによっては体への施術も受け付けています。ひいては、肘や膝など、肌が荒れがちな箇所のケアも可能ということです。
なお、施術部位がどこであっても、効果はおおむね同様です。
ケミカルピーリングのメリット
ケミカルピーリングのメリットは、以下のとおりです。
施術としては薬を塗って後で落とすだけであるため、体に負担がほとんどありません。痛みはわずかにぴりぴりした感じがしますが、ごく弱いものであり、平気だという人が大半です。
ケミカルピーリングをしすぎるとどうなる?
ケミカルピーリングを行いすぎると、以下のようなトラブルが発生します。
せっかくピーリングを行ってるわけなので、逆効果にならないためにも、やり過ぎには注意が必要です。
肌荒れが発生する
ピーリングをし過ぎると、肌荒れの原因になります。
ピーリングを行った後は、肌が一時的にダメージを負っています。そこにさらにピーリングを行ってしまうと、肌の回復力をダメージが上回ってしまい、肌荒れという結果に繋がってしまうのです。
ピーリングを行った後は、丁寧なケアを行い、しっかりと休ませなければいけません。回数を重ねれば良いという考えは間違いであるため、止めましょう。
炎症が起きる
ピーリングをし過ぎた状態が続くと、肌荒れの状態を通り越し、炎症が起きている状態にまでなってしまうケースがあります。
ピーリングを中止し、普通のケアをしばらく行うことで回復させることもできます。しかし程度が酷い場合や、一刻も早くきれいな肌に戻りたい場合は、一度皮膚科に相談しましょう。その際は、ピーリングを繰り返し行った旨をきちんと伝えてください。
皮脂でテカった肌になる
ピーリングをあまりに行いすぎると、皮脂でテカった肌になってしまいます。俗に言う「ビニール肌」と言われる状態です。
肌が光っているような状態は、一見きれいです。そのため、「ピーリングが上手くいってる」と勘違いされることも多いですが、そこが要注意ポイント。光る原因は、ピーリングのやり過ぎで必要な皮脂が抜けてしまい、「皮脂が必要」と体が判断して皮脂の過剰分泌が行われている結果です。
そのため、ピーリングでやたらに肌がぴかぴかし始めたら、止めておきべきという合図として受け取りましょう。
やり過ぎを防ぐには
ピーリングのやり過ぎを防ぐためには、以下の条件を守りましょう。
言い換えると、上記の条件を守っていれば、やり過ぎて逆に肌トラブルが…などということにはなりません。安心してください。
適切な頻度を守る
ピーリングは、適切な頻度を守って行いましょう。
むやみに回数を重ねても、その分美肌になるわけではありません。施術を行ったら、その後は肌ケアを行って肌を休ませ、回復したらまた行うというサイクルが必要です。
特に、セルフピーリングを行っている人は、頻度の判断が自分でできないというケースが見受けられます。肌の調子がおかしくなったと感じたら、ピーリングを重ねるのではなく、一旦ストップするという判断が必要です。
日常の肌ケアを丁寧に
日常の肌ケアは丁寧に行いましょう。ピーリングのみを頻繁に行っていても、高い効果は出にくいです。
ピーリング前はピーリングで肌にダメージがかかることを見越して、強い刺激を与えるようなことは避け、ゆっくり休ませましょう。また、施術後も負担がかかっている肌を労わって、紫外線を避け丁寧にケアしましょう。
セルフピーリングを行わない
セルフピーリングは昨今人気を集めていますが、あまりおすすめしません。実行は簡単ですが、自分の肌に合った薬剤の見きわめや、適切な頻度の施術ができず、かえって肌荒れしてしまう人が後を絶たないためです。
美肌を実現したいのであれば、美容クリニックにてピーリングを行いましょう。
ひどいときは皮膚科に
あまりに肌の状態が酷いときは、美容クリニックでなく皮膚科にいき、ある程度肌の状態を戻してから美容ケアを仕切り直しましょう。
特に肌荒れを通り越し、炎症が起きているときは、一刻も早く医療の力で治すことが先決です。美容に磨きをかけるためには、まず健康あってのことであることを覚えておいてください。
ピーリングはエールクリニックにお任せ
ピーリングしたいけれど、クリニック選びに迷うという方は、ぜひエールクリニックにて施術をお受けください。
当院はひとりひとりの状態を丁寧に見きわめ、カウンセリングをじっくり行ってから施術へと進みます。そうすることで、単に仕上がりが綺麗だというだけでなく、お客様に納得いただける結果を提供できるのです。
まとめ
ピーリングを含めたあらゆる美容ケアに言えますが、やり過ぎは禁物です。適切な頻度を保たなければ、美容には逆効果になることが多く、回数を増やせば良いというものではありません。
特に、自分で頻度の判断に自身が無いという人は、美容クリニックにてサポートを受けながらのピーリングを強くおすすめします。